THE長文日記

長文とか短文とかのクレームは一切受け付けません

台北→東京→長岡→東京

ブログを移転したのだが、
やたらブログの話を振られる。


おかしい。
どうしてそうも簡単に発見されてしまうんだ。



「さいきんマジ歌ライブ行ってさー」


「見たよそれブログで」


「え、読んでんの?」


「うん・・・」



もっと困るのは社員の親族が読んでいるという話だ。
気楽にバカなことを書きにくいじゃないか。


「おう、おまえんとこのオフィス移転したらしいな」


「社長が台湾行ってるらしいな」


「社長がOculusとやらで夜な夜な動画プレイヤーを起動してるらしいな」


やめてくれ。


僕にとってブログはプライベートな空間であって欲しい。
オフィシャルめなちゃんと話はEnagdetとかWirelesswireとかの商業媒体に書いてるではないか。



半沢直樹のDVDが届いたので見てる。
本放送のときは忙しくて見れなかった。


会社が大変なときは、銀行ものとか笑ってみることが出来ない。
「億」とか「円」とかいう単位を聞くだけで目眩がしてくる。イメージ的には、あれだ。好きな相手に振られたときに、「恋」とか「愛」とかいう言葉の入った歌を聞きたくない、という感じだ。


ではなぜいま敢えて半沢直樹か。
銀行と今まで以上に付き合うことになりそうだからだ。まあもちろんフィクションなんか見たところで何の足しにもなりはしないかもしれないが、おそらく銀行員やその家族は絶対に見てるはずで、教養として半沢直樹を振り返っておくのはそう悪いことでもあるまい。これを全部見たら、「花咲舞が黙ってない」も見ておこう。


ちなみに原作は全部読んでる。

オレたちバブル入行組 (文春文庫)

オレたちバブル入行組 (文春文庫)



しかし、改めてドラマを見てみると、半沢の妻、花(上戸彩)の存在感がすごい。
銀行員の妻同士のマウンティングや妻であるがゆえの無神経な発言(でも本人に全く悪気はない)など、いちいち半沢の気持ちになってしまってつらい。



半沢直樹 -ディレクターズカット版- Blu-ray BOX

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原作者の池井戸潤は半沢のような幼少期のトラウマを抱えているんだろうか。
下町ロケットといい、どうも工場に強い執着があるように感じる。


まあ実際、バブルの頃はこういう話はあったんだろうけど。
年齢を考えると、バブル入社の半沢の実家が貸しはがしで潰れるというのはちょっと変だ。


むしろ作者である池井戸潤がバブル期に三菱銀行に入行して、新人の頃に貸しはがしの現場を目の当たりにしたのだろう。


さて、台北からとんぼ返りして、金曜日に市立図書館が100周年ということで記念式典に呼ばれたので行ってきた。


ついでに6月からオープンした長岡市の新しい施設「NaDeC BASE」も見学してきた。


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ここはビジネスマンや学生が自由に使えるシェアスペースで、FabLabのような機能もある。


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見学したときも学生の集団らしき人たちがなにか打ち合わせをしていた。


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本も置いてあったが、本が少なすぎる。
おれにいってくれればいくらでもためになる本を見繕うんだが

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地元の学生がデザインしたEVも置いてあった。

なかなかオシャレだ。公道も走れそうな雰囲気である。

長岡に来たら来たでいろいろと打ち合わせをしなければならない。


しかし長岡に会社を作って本当に良かったと思ったのは、東京に居たら絶対に出てこないような発想が次々うまれてくることだ。そして実際、役立つのである。


gumiの国ちゃんが世界中に拠点を作っているのはもしかしたらそういう発想を得るためなのかもしれない。いつになったら時価総額8兆円にいくのか。


すでに小さくスタートしたオフィスは手狭になってきたので、さっそく増床の検討に入ることにした。この12ヶ月で会社を3つ、オフィスを4回作ってる。東京の会社は移転してから8ヶ月後に2.5倍に増床したから長岡が稼働してから6ヶ月後に2倍の広さになってもそんなに違和感はない。


今年は長岡でプログラミング教室の事業を始めようと思う。
いままでみたいに、無料でやるのではなく、ちゃんと対価をいただいて、ビジネスとしてやる。


なぜなら行政主導での無料セミナーには限界があるからだ。


ひとつは、募集定員の問題がある。
教室に一度に収容できるのが、数十人が限度で、だとするとほとんどの子供は参加できない。
実際、抽選での参加になっているという。これは非常にもったいない。重大な教育機会の損失である。


また、我々が単独のセミナーで利益を得るためには、それなりの経費がかかる。
特に僕自身の出張費や講演料は年々高くなっている(そうしないと断りきれない)のだが、それを差し引いたとしても東京から派遣する講師や現地スタッフのことを考えると、赤字を前提に運営するわけにはいかない。


また、都内は競争が激しすぎる。
我々は世界のどこにもない独自のカリキュラムと理論でプログラミング教育を行っているという自負があるが、あまりに乱立している状況では短期的には特色を打ち出しにくい。


むしろ地方に密着した教育プログラムを用意するほうがあらゆる人にとって良い結果を生み出すのではないかと考えている。


僕が考えているのは、中学生、高校生に最初からPythonを教えることだ。
N高校のプログラミング・ハイレベル・ハイスクールでも同様の教え方をしているので、そこまで難しい話ではないはずである。


特にPythonは簡単な割にできることが多いので、これをまず写経からでも十分ついていけるはずだ。


そしてPythonから入れば人工知能までもが地続きになる。
これも重要なポイントだ。


これを数日間の集中講座で教えていく。
全生徒にはラズパイと専用のSDカードを配布する。


家に帰っても続きができるというわけだ。


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夜は高校の恩師と酒を飲む。
中学のOBでもある。


いつも酔っぱらいみたいな喋り方だが、頼りになる先輩だ。


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スーパー口説き上手という謎の日本酒を飲んだらあっという間に眠ってしまった。
どうやってチェックインしたのかも覚えてない。


翌日、二日酔いのまま新幹線に乗って東京へ戻る。


長岡でやるプログラミング教室向けのCMを撮影するためだ。


地方CMは圧倒的にお買い得である。


市が主導のセミナーにはもうひとつ問題があって、それは市内の子供しか呼べないことだ。
中越地方に広げれば意欲のある子はもっといるかもしれない。長岡市は27万人都市だが、中越地方まで広げれば73万人いる。上越、下越地方からも来るかもしれない。


新潟県全体では225万人。
にもかかわらず、東京から新幹線でわずか90分。心理的には東小金井よりも近い(たぶん横方向に移動する電車に乗るか、前方向に移動する新幹線に乗るかという感覚の違いが大きいのではないか)。


まずは7月末開催を目指しているが、反響が大きければ四半期ごと、または隔月での開催も視野に入れたいと考えている。


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台湾出張では収穫も多かった。ここでは書けないが、また新製品を作ることになるだろう。