THE長文日記

長文とか短文とかのクレームは一切受け付けません

ニューラルネットがかわいい

・・・なんか自分で言ってて「大丈夫か?」と思ってしまったが、可愛いのである。


人はニューラルネットさえあれば生きていける。たぶん、おそらく。


休日、東京大学の中川先生のスライドが非常に面白いので読んでいた。

https://www.slideshare.net/hirsoshnakagawa3/ss-89442307


なぜNNをかわいいと思ってしまうのか。

やはり育ったり育たなかったりするからだろうか。


それは花を愛でる感じに近いのかもしれない。


この、「何かをかわいい」と思う感情は、人間にしかないものだろうか。

でも犬とかネコとかも、なにかを可愛いと思っていそうな気配を感じなくもない。


犬は子供と友達になれるし、赤ん坊を守ろうとすることもありそうだ。少なくともフィクションの中では。

犬を飼ったことがないからわからないが。


通常、男の子がなにかに夢中になるときは、それを「カッコイイ」と思い込むからだ。

自動車、ロボット、飛行機、戦艦、etc.etc.


しかしこと、NNに関しては、もはやカッコイイを通り越してかわいいのである。


最初の頃、機械学習の教本やサンプルの、あのソリッドな感じが嫌いだった。

ロスが下がって正解率が上がる。正解率98%。へー、そしたらどんな感じなの?と試そうとすると試すところは書いてない。


しかし今はすっかりカプセルネットの虜だ。

なぜカプセルネットなのかというと、とにかく可愛いのである。


可愛いは正義。



カプセルネットは層が少ない。

層が少ないのに学習に時間がかかる。

だが性能は抜群。そこがかわいい。


朝起きた後、よる寝る前、帰宅したとき、必ずカプセルネットの成長具合を確かめてしまう。


しかしヒントン先生も凄いよなー。

もういろいろすごい。

畳み込みニューラルネットで革命を起こしたかと思えば、突然「あのプーリングな、あれは間違いだ」と言い出してカプセルネットを作り出してしまう。天才か!(いやまあ天才なんだろうけど)


武道の達人は自ら必殺技を生み出した時、それと同時にそれを破る技も生み出すというが、まさにそんな感じ

NNが成長するからかわいいと感じる心は、ひょっとすると筋肉にも適用可能かもしれない。


パーソナルトレーナーつきのジムに通い始めてもうすぐ一年になるが、体重はあまり減ってないものの、筋肉量は明らかに増えた。

80kgのバーベル背負ってスクワットできるようになったし、飲み会の酒の買い出しとかもぜんぜん苦にならない(これは地味にすごい進化)。


ワークアウトでフラフラになるのが、むしろ快感になってきているところがある。


NNも筋肉も、訓練すれば育つ。訓練しなければ育たない。

そんなあたりまえのことに気づいた今日このごろ。足元の花に気づく。


人間とそれ以外の生物を分けて考えるのは好きではないが、仮に犬やネコのなかにも、他の生き物を「かわいい」と思う心があるのだとしたら、きっといつかNNにもその気持ちが芽生えるだろう。


AIは人間をかわいいと思って奉仕してくれるようになるのだろうか。

AIにかわいいと思われるしか人間に価値はなくなっていくのかもしれない(中川先生のスライドの中盤部分は相当おもしろいので見て欲しい)。


やはりかわいいは正義