THE長文日記

長文とか短文とかのクレームは一切受け付けません

Kerasの作者François Cholletさん、もう一回歴史の勉強をしようか

 ほんというと関わりたくないんだけど、相変わらずFrançois Cholletは歴史を正しく学んでないし学ぶ気もないようなので、ここらでハッキリさせておく。


François Chollet

西洋で新しい物が発明されると、最初日本はそれを無視する。数ヶ月後、made in japanのクローンの出現や、既存の日本製品が西洋の発明を真似し始める: ニコ動、mixi。でも結局その日本製クローンのUXが酷すぎて、西洋のオリジナルが日本でも普及する: YouTube, FB

11:27 - 2017年5月15日


まず、誰もYoutubeFacebookを無視してない。

日本でFacebookの導入が遅れたのは、単にアメリカの大学生でないと入会できなかったからだ。映画「ソーシャル・ネットワーク」くらい見て欲しい。


mixiFacebookより以前から存在している。元ネタはFriendsterらしい(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060330/233820/?ST=spleaf)。とはいえこれは我々からするとパソコン通信のCompu-serveやNinfty-serveのリバイバルに見えた。Web上のSNSとしてはGoogleOrkutの方が先だが、それのデッドコピーはGREEで、コミュニティ機能がないOrkutは流行らず、パソコン通信的なコミュニティ機能を持ったmixiが流行したが、UXが最悪だったんじゃなくて経営がおかしくなっていただけ。このへんの話しはここでは書けないのでご希望なら個別に詳しくお答えします。とにかくUXのせいとは言い切れない。あと、Facebookは日本の大学生はもうほとんど誰も使ってませんよ。


François Chollet

携帯もそう。iPhoneの普及も凄く遅かった。だけど現在、日本人は皆iPhoneを使っている。深層学習ライブラリーも同じパターンになるのだろう

11:33 - 2017年5月15日


モバイルインターネットは2000年代前半では日本が世界で最も発達していた。

iPhoneの普及が日本で遅れたなんてとんでもない。そもそも最初のiPhoneは日本で販売されてないし、販売されてないのにわざわざアメリカから輸入したり、iPod touchをJail breakしたりしてまでソフトを作っていた。


僕が2007年にアップロードした動画を見て、Appleは僕らに正式なアプリ開発者としてエコシステムに参加するよう直接コンタクトをとってきたくらいだ。この動画はEngadget、Gizmodoで紹介された。iPhoneOSで造られた最初期のゲームだ。


https://www.youtube.com/watch?v=3LdpmxHE7VU


深層学習ライブラリーがiPhoneのように成功するかどうかはまだなんとも言えない。Distributed TensorFlowはスーパーコンピューターでの動作を想定していない(少なくとも今のバージョンは)。Caffe2やChainerMNは想定しているから大学などでは使いやすい。


PyTorchだってある。どれを使おうと目的が果たせればそれでいいはずだ。


Microsoftが今週Chainerをワールドワイドでサポートすると表明したばかりで、勝負はまだついてない。

ちなみに僕としてはどれが勝とうと興味はない。その瞬間で最適な道具を使うだけだ。


François Chollet

あのブログは作者のみが辱めを感じるべき代物であり、私ではありません。彼は私のツイートの本来の意味を捻じ曲げてブログを執筆しており、「日本人が西洋のパクリ"しか“しない」など私は言った事はありませんし思ったこともありません。単純に最近のウェブ製品について個人的な意見だけです。

13:50 - 2017年5月23日


あなたの最初の発言の主語は「日本」になっているので、日本人を含む日本全体が侮辱されているのと同じですが。

日本語が苦手なら敢えて日本語で呟くのはやめたらいいんじゃないですか。



ニコニコ動画がうまれてから10年になります。彼にとって10年が最近のことのように感じるのは味わい深いことです。


中国で主流の動画配信はニコ動を真似したものですね。Youtubeではありません。

どうして?


UXが良いからです。


退屈なビデオ再生機能に、時間軸と同期しないコメントが並ぶよりも、時間軸に同期したコメントを同じ時間軸で再生し、ユーザーの発言が匿名のままスーパーインポーズされるほうがユーザー体験が向上するからです。


ニコ動からYoutubeに客層が移っているということがあるとしたら、ニコ動は会員登録を必要とするクローズドな会員制であり、Youtubeはそうでないという理由の方が、UXそのものよりもずっと大きいというのが普通の人々の考えかたです。


ニコ動はYoutubeのように、唐突にスキップ不能な動画広告を挿入したりはしません。普通に考えて、どちらがユーザー体験が良いと言えるでしょうか。


僕は親切なのでもちろん英語版もご用意いたします。