THE長文日記

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骨の髄までアイドルしてる!ぶっ飛ぶ世界観に君は”アイドルの真実”を見るか!? ハード(?)SF、「最後にして最初のアイドル」

 タイムラインを流れてきて、別にアイドルに思い入れがあるわけでもないが、どうも気になったので読んでみた。

 感想、「面白い」


 ここで終えてもいいくらいなんだけど、それもあんまりなので多少は感想を。


 普段、自分の本の書評とか読みに行くじゃないですか。

 それで「あー面白かった」くらいしか書いてないと、まあそれはそれで嬉しいんですけど、なんていうか、もうちょっとなにかこっちにフィードバックというか、もっとこういう内容、みたいな、そういうのないんですか、って思っちゃう。贅沢なのよね。


 で、この「最後にして最初のアイドル」。最初は単なるよくあるアイドルものの悲しくも哀しいストーリィが展開する鬱系物語かと思って読むわけです。


 これ、ラブライブ(?)かなんかのキャラらしいんだけど、まあ僕の脳裏に浮かんだのは、苦労している系アイドル、小池美由ですわ


 まあ小池はもう売れちゃってるらしいんで、これからやってくる地獄を見ればいいと思うんですけど、小池が売れないままただの痛い女としてタレント事務所に騙され、そして・・・


 って、ネタバレになるからアレですが、急にグロ展開、そして数万年、数億年単位のストーリーに展開していって、最後の最後でハッと我に返るという。


 ハードSFじゃないんだろうけど、ハードSFっぽい語り口がけっこう好き。

 話としては短いけど、やりたいことを全部やり尽くした感じでいい。


 ついでに途中、ほんの少しだけAIの要素も出てきて、「意識とはなにか?」「知的生物とはなにか?」ということについて考えさせられる。


 率直に言って大好物でした。


 拙書「よくわかる人工知能」で最も面白いと言われている最終章、PEZYの齋藤元章さんの展開する壮絶なビッグピクチャーに勝るとも劣らない内容で、何故か読み終わって爽快な気分になりました。なぜだろうね、この頬を伝う涙は。



 というわけで、こちらもよろしくお願いします。


 編集のイトーくんが感想ツイートをまとめてくれました

よくわかる人工知能の感想ツイートをくださった皆さんまとめ

https://twitter.com/i/moments/803122529388806144