THE長文日記

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iPhone6s Plusで使える最強三軸ジンバルばどれだ!?

 突然、三軸ジンバルが必要だということがわかった。

 ジンバルってなんだよって?


 ジンバルとは、回転台のことである。

 特に最近は単にジンバルと呼べば、それはジンバルを利用したカメラスタビライザーを意味する。


 カメラスタビライザー???というと、なぜ必要なのかわからないかもしれない。

 要は手ぶれ補正装置の凶悪なやつである。


 ましてや、4K動画撮影に対応し、極めて高度な光学手ブレ補正までサポートするiPhone6s Plusにとって、果たして外付けのジンバルが必要なのだろうか。


 答えはYES。


 なぜか?

 いくら光学手ブレ補正が入ろうと、結局ブレの原因になるのはカメラではなくて人間の腕だからだ。

 常に三脚を持ち歩いて撮影するならいいが、実際にはそういうわけにもいくまい。


 良いジンバルを使うと、非常になめらかにカメラを動かすことができる。

 これでこそiPhone6s Plusの動画撮影能力を限界まで引き出すことができる唯一の方法と言える。


 その効果は次のビデオが解りやすい。


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 手持ちだとどれだけ気をつけてもブレブレになるところを、かなりなめらかに補正してくれてるのがわかる。こういうのは昔はプロカメラマンの職人芸だったわけだが、ジンバルの登場で誰でも手軽にそういう映像を撮影できるようになったわけだ。


 この手のジンバルとして先鞭をつけたのがサンコーレアモノショップの三軸ジンバルである。



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 これは手軽かつコンパクトでかなりいいもので、僕も買いに行ったのだが運悪く売り切れていてそのまま買わずに時間だけが経過していたというシロモノである。


 他にもFeiyu-TechのG4などスマートフォンやGoProで使える電動ブラシレスモーターを使ったジンバルは数多い。


 その中で、敢えて僕が挑戦したのは、AmazonレビューがなんとゼロというドキドキモノのSwiftcam M3sという商品。


 なぜこれにしたかというと、レビューがなかったから・・・というのは嘘で、iPhone6s Plusに正式に対応していることと、M3sに搭載されているジョイスティックと3つの撮影モードに惹かれたからだ。


 M3sのジョイスティックは、電動でパンやティルトといった動きをできる。

 実際に作動させてみるとこれがなかなか秀逸で、本当にプロ用の三脚に固定して撮影したかのようなヌルヌルしたパンニングができて感動するのだ。


 また、おしりにネジ穴が切ってあるので三脚やセルフィー棒にも固定できる。

 この辺はさすが中国メーカー。わかってらっしゃる感じだ。


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 さらに3つの撮影モードがある。


https://www.youtube.com/watch?v=-plAybcNbg4:movie

 ひとつ目はFull Followモードで、全ての動きをゆっくり追従する。

 これは一般的なスタビライザーによくある動きと同じ動きをする。


 二つ目はパンフォローモードで、水平だけ固定して左右にゆっくり首振りすることができる。

 

 もう一つが衝撃的で、これはFull Lockモードと呼ばれている。


 これは水平と垂直が両方固定されるので、カメラが完全に並行移動だけになる。

 このモードではまるでクレーンを使って撮影するかのような撮影が可能で、非常に感動する。

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 詳しい動きはビデオを見てもらうしかないが、ドーリーで撮影したかのような映像に見える。


 iPhone6s Plus用に重り(カウンターウェイト)がついてくるので、他の機種みたいにいろいろどうでもいいことに気を使う必要が無いのも嬉しいポイントだ。


 さらに、日本語版の公式ページに一切説明がなかったので気づかなかったのだが、Swiftcam M3sはスマートフォンからBluetooth経由でコントロール可能だ。iPhone/Android両対応(https://itunes.apple.com/jp/app/swiftcam-for-mobile/id981825596?mt=8&ign-mpt=uo%3D4)。


 やたらインジケーターが青いと思ったらそういうことだったのか。


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 スマートフォンアプリを使うとなんと顔認識して自動的にスタビライズしながら顔を追いかけてくれる。

 そしてもう一台スマートフォン(またはタブレット)があれば、三脚などに設置したSwiftCamをリモートで操作できる!!これは凄い!!

 

 なんつーお利口さん!!っていうか俺も制御したい!!制御させてくれ!!API公開してくれ!!


 さすがに残念ながらAPIは公開されてないが、まるでソニーのパーティショットを彷彿とさせる機能ではないか!率直に言ってスンバラシイ!


 もちろん、なにもかも全てがスンバラシイわけではない。

 電源を入れてすぐにモード切り替えするとふらつくし、特にFull Lockモードはピーキーなのでちゃんと使えるようになるまで慣れが必要だ。

 

 泣き所はバッテリーで、フル充電に3時間かかるのに1.5時間しか持たない。


 クソっと思ったのだが、バッテリー自体は「専用」と書いてあるものの規格品のようで、同じ規格のバッテリーをAmazonが買うことができるみたいだ。スペックは同じだがサイズが微妙に違うので使うのに工夫が必要だがまあこのあたりは自己責任で。



 バッテリー以外の部分では、思いのほか満足感が高い。

 鞄に常に忍ばせておくにはちょっとデカイが、それでもあるとないとでは大違いなのでクルマにいつも放り込んでおくくらいの感覚では使える。充電器もUSB経由の充電なので違和感が少ない。


 これ、サンコーレアモノショップのスタビライザーが29800円で、Swiftcam M3sが14000円ほど高価だけど、3モードとジョイスティックによるパン/ティルト、そしてサンコーレアモノショップのものがバッテリーが内蔵式で交換できないのに対し、SwiftCamはバッテリー交換可能でスマートフォン二台によるリモート撮影にまで対応。という高機能ぶりを考えると、今世にあるスマートフォン用スタビライザーの中では頭ひとつかふたつ飛び抜けてる。


 たぶん僕がサンコーレアモノショップのスタビライザーを先に買ったら、色々悩んだ挙句こっちも買ってしまうだろう。


 そしてとりあえず満足である。

 いや、極めて満足であると言って良い。


 いやあ、久しぶりにいい買い物したわ。

 少なくともiPad Proよりはいい買い物だったと思う。

 iPad Proは本当に出番がなかった。


 ま、Apple Pencilの本格的な出番は来年に持ち越しかなあ