THE長文日記

長文とか短文とかのクレームは一切受け付けません

三年でSAMSUNGを抜き去り、Google,Facebookの3倍のスピードで成長する赤い彗星シャオミの秘密


 読み切った。

 読み切ったわ。辛かったけど。


 いやーすごい。

 ほんとすごい。


 カスタマーサービスはコンテンツである、って言い切れるとかすごい。


 しかしこれは社長命令で書かれた「中の人」の話なので、すごいというのと同時に多少の誇張や都合の悪いこと、本当は知られたくないことは書かれていないと考えるべきだろう。


 そこで客観的な分析をした本を探したら、この本があった。



 本書は著者が3年に及ぶシャオミの研究をまとめたものだ。


 すごいと思ったのは、シャオミの企業価値は創業3年の2011年の時点で既に10億ドル。

 企業価値が10億ドルを超えるのに、Googleでも7年、Facebookでも6年掛かったのに、わずか一年半で達成している。


 さらに、シャオミを率いる雷軍(レイ・ジュン)は、俗に雷軍派と呼ばれるグループ企業に幅広く投資しており、仮にシャオミが1円も稼がなかったとしても、毎月8億円の収入が確保されている。年96億。これだけの資金的余裕があれば大胆な手も打てる。


 中国というとグレートファイアーウォールのせいで西洋諸国とは全く違うサービスしか受けられないネット後進国のようなイメージがあったが、こうした保護政策によって国内で独自のサービスが発達し、きちんと国内企業が育つまでに至っている。


 ジャンル分けでいえば、シャオミは明らかにビジョナリーカンパニーである。

 いや、ビジョナリーカンパニーのさらに上を行っているのかもしれない。


 台風に乗れば、豚だって空を飛べる。


 それが雷軍のスローガンになっている。


 今の日本の経営者はシャオミに、そして雷軍に学ぶべきことは多い。

 久しぶりに読んでいてソワソワしてくる本だった。

 おれも頑張んないとなあ