THE長文日記

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教養としてのマブラヴ オルタネイティヴ ネクストアンサー

 昨日、弊社が開発協力させていただいた、「マブラヴ オルタネイティヴ ネクストアンサー」がモバゲーさんでリリースされた。iPhoneでもAndroidでも遊べる。

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『マブラヴ オルタネイティヴ ネクストアンサー』配信開始。原作監修の新ストーリーが展開 - 電撃App

 なんと昨日のうちに急上昇ランキング一位となり、改めてマブラヴの根強い人気を痛感した。

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 ゴトー博士曰く


 「マブラヴは教養ですよ。やらないと、ダメ。絶対」


 ということなので、僕も久しぶりに自社ゲームを遊んでみた。


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 なるほど、原作のアージュさんが全面的に監修されたオリジナルストーリーで、しかも原作を作られたイラストレーターさんたちによる新作イラストによるゲーム。


 あれ?ってことはこれはマブラヴの事実上の新作なのでは。マブラヴにこれまで登場した全てのキャラクターが登場するのだという。


 オープニングだけでもかなり本格的なストーリーが語られていて、展開も自然。

 

 面白い!面白いぜ、水野くん!

 いいよ、ミズノン!!


 っていうか、僕がいつも肉と人類プログラマー化計画の話ばかりしているので、「そもそもお前の会社って何をして食ってるの?人類補完計画?」みたいな誤解を受けているらしいので説明しておこう。


 UEIには二人の未踏出身の天才プログラマー/スーパークリエイター(http://www.ipa.go.jp/about/creator/)がいる。


 一人は僕、もう一人は副社長の水野拓宏。

 僕ら二人は、未踏出身であるのと同時に、ドワンゴ出身者でもある。


 水野くんと僕、二人が、まるでテニスのダブルスのように、入れ替わり立ち代わり、サーブ、レシーブ、スマッシュを繰り出してもう12年。もはや積年のコンビと言えよう。水野くんのほうが僕より年上だが、年齢を聞くより前にドワンゴで後輩として知り合ってしまったので、それ以来ずっと水野くんと呼ぶことになった。二人の付き合いは15年に及ぶ。


 僕がドワンゴで最も信頼していたのは水野くんで、なぜかというと歯に絹着せないからだ。


 ダメなものはダメ。いいものは良い。

 そういうことをハッキリ、論理的に言える人は水野くんしかいなかった。


 だから僕が会社を立ち上げた時、水野くんに手伝ってもらった。

 彼が手伝ってくれれば百人力だと思った。実際に、そうだった。


 水野くんと僕は、本人同士はとても似ているが、役割がぜんぜん違う。

 それがうまくバランスしているのが、いまのUEIだ。


 UEIには大きくわけてふたつの事業部がある。

 ひとつは僕が統括するARCこと秋葉原リサーチセンター。

 enchant.jsやenchantMOONを作り、西田友是東大名誉教授率いるUEIリサーチはこの直下にある。


 この事業部の目的は、人類の未来を作ること。


 大企業の研究開発や製品開発をコンサルティングしたり、研究委託されたりして食っていく。

 特許を多数申請しているのも、この部署だ。


 少数精鋭をモットーとし、プログラマーは全員が大学院卒か、それに準ずる才能を持った人間しか採用しない。したがって、ここに所属する社員は非常に少ない。



 もうひとつは副社長の水野拓宏率いるイノベーションビジネス部。

 UEIの中核部隊だ。彼らの作る売上は実に8割に及ぶ。

 UEI社員の7割はここに所属することになる。残りは総務部だ。


 彼らが開発するものは、ゲーム。

 ゲームに命を懸ける男たちだ(女性もいる)。


 これまでにも、「魔法少女リリカルなのはINNOCENT(http://www.mbga.jp/_game_intro?game_id=12010803)」や、自社コンテンツである「決戦!戦国vs三国志(http://www.mbga.jp/_game_intro?game_id=12007569)」などのヒットタイトルを手がけてきた。


 UEIにはこうしたゲームタイトルを開発するためのノウハウが大量に蓄積されている。

 僕らや西田先生がARCで開発した技術がイノベーションビジネス部にフィードバックされ、日々の開発に活かされているのだ。


 隣の事業部が活躍している姿を目の当たりにすると、勇気が湧いてくる。

 

 あと、名前は出せないけれども、今週のファミ通で紹介されるゲームを作っていたりする。

 あちこちでいろんな仕事をさせていただいているのがUEIのイノベーションビジネス部だ。


 僕はもう徹夜をほとんどしなくなってしまったが、水野くんはずっと会社に寝泊まりしている。

 あまりにも彼の重責は大きいからだ。


 水野くんがしっかりビジネスをやってくれているから、僕はもっと遠くを見据えた仕事ができる。

 堅実に稼ぐ水野くんと、大胆に挑戦する僕の両方が居る。


 こんなベンチャーはなかなかないと思う。


 とりあえず初日は大成功ということで、みんな、おめでとう。

 そして、いつもありがとう。水野くん。


『マブラヴ オルタネイティヴ ネクストアンサー』配信開始。原作監修の新ストーリーが展開 - 電撃App