THE長文日記

長文とか短文とかのクレームは一切受け付けません

エンジニアに日本語力は必要

ほとんど言いがかりみたいなエントリを書かれたので個別に反論するのはやめます。

「プログラマにTOEICは要らない」されど英語は超重要 - カレーなる辛口Javaな転職日記

http://d.hatena.ne.jp/JavaBlack/20120901/p1


英語力の前に日本語をちゃんと読む練習をしてください。

元エントリでは英語力が不要とはどこにも書いていません。「英語は必要」と冒頭に書いてあります。

ただ、「TOEICは不要」と書いただけです。


僕はエンジニアが英語力がないから・・・と萎縮したり、「まずTOEICの勉強」と余計な時間を使うことなく、技術の本質を知ることこそ近道、という意味で敢えて「エンジニアにTOEICは不要」と言ったまでです。

なぜ僕が「TOEICは要らない」と敢えて書いたのかというと、IBMの元重役であった岩田氏です。業界の大先輩であり、個人的にエンジニアとしても尊敬しています。彼とは九州大学大学院で次世代ICTリーダーを養成するためのプロジェクトQITOをやっているときに一緒でした。


岩田氏はICTリーダーの条件として「エンジニアにTOEIC900点は必須」と仰っていましたが、僕はこの意見に反対の立場でした。


もしかすると外資系企業では必要なのかもしれませんが、日本のごく一般的な大学院生にTOEIC900点を足切り条件として求めるととてもコンピュータの教育どころではなくなってしまいます。


TOEICのために勉強するくらいなら技術をまなんだほうがずっといいと思います。

ただし、技術を学ぶためには英語を読む必要があります。

僕のエントリのどこにも「英語を学ぶ必要はない」とは書いてません。

むしろ最初に「英語力は必要」と断言しています。


英語の技術文書を読むのは、それほど高い英語力を必要としません。うちのエンジニアにTOEICを要求したことはありませんが、入社試験には英語の長文読解が含まれており、全員が英語の技術文書を難なく読むことができます。それ以上の英語力は求めていないということです。

技術文書には高度に文学的な表現は使われていないからです。

プログラマが英語資格は必要ない.それは事実だ.

しかし同時に英語は極めて重要な基本スキルでもある.優れたプログラマーなら英語のブログや技術書を読んだりメーリングリストへ投稿したり英語の議論に参加したりする必要が出てくる.英語ができるようになれば,今まで見えなかった世界が見えてくるし,その世界と交流して切磋琢磨することができる.一方で英語ができない人間はその壁を乗り越えられない.英語ができない技術者は努力を放棄し,自ら壁の中に閉じこもっているようなものだ.


ええと、冒頭で想いっきり否定していながら、実際の結論が全く同じなんですけど、なんのために敢えてこのエントリを書きたかったのか意図が伝わりません。


わかったのは、とにかくまず日本語力。英語はそれからでも遅くないと思いますよ。